2023-03-10 娘の恥はさらしたくない親心 鸚鵡籠中記 元禄10年2月。中旬、高橋伊右衛門父の竹腰信濃守家老高橋九兵衛の娘が自殺する。召仕の男を縛っておいたところ、縄を解いて逃げ出したので、信濃守取次役浅田新五右衛門が松坂へ行って探し出し連れ帰る。九兵衛が外出しているうちに九兵衛の妻が縄を解いた。2月22日に斬罪となる。九兵衛の娘は召仕と関係があったので、娘を刺し殺して自害したこととする。