名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

娘の恥はさらしたくない親心

元禄10年2月。
中旬、高橋伊右衛門父の竹腰信濃守家老高橋九兵衛の娘が自殺する。
召仕の男を縛っておいたところ、縄を解いて逃げ出したので、信濃守取次役浅田新五右衛門が松坂へ行って探し出し連れ帰る。
九兵衛が外出しているうちに九兵衛の妻が縄を解いた。
2月22日に斬罪となる。
九兵衛の娘は召仕と関係があったので、娘を刺し殺して自害したこととする。