名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

そっとしておいた方がよかったようだ

元禄10年6月19日。
津候御使役本条文右衛門が谷加兵衛のところで自殺する。
文右衛門は子を亡くし、悲しみに暮れていた。
加兵衛は文右衛門と縁のある家であったので、文右衛門を招いて饗を設け、その悲しみを慰めようとした。
しかし、厠へ行って自殺してしまう。