名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

これこそ乱心

元禄10年6月18日。
近頃、堀川車町で下材木町紺屋の子が伊勢町角粉屋の豎子(じゅし、若者)を小刀で切り殺し、自分も口の中を突いて死ぬ。
乱風(乱心?)が原因でこの如く。
近頃、内藤左平の軽卒が出奔する。
以前隣家に盗みに入り、物を盗んだのが露見したため。
このため軽卒を捕らえるためにその母親を捕らえる。