名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

どうして娘はそんなことを言ったのか

元禄10年6月17日。
伝馬町いせ町角粉屋新左衛門三男新六を同町筋七軒町角より2・3軒目の紺屋次左衛門の子新平が恋焦がれていた。
このため上畑の橋向かいで出見世(屋台)商いをしている新六の兄のところへ新六をかくまった。
新六がこの日8つばかりの娘の手を引き涼みに出かけ、その戻るところを後ろから新平が切り殺し、自殺する。
娘が家に戻り、酔っぱらいが泥をかけたと言うので見てると血糊がついていたので、新六の兄は急いでその場に駆けつけると。