2023-01-01 編笠は身を隠すためか 鸚鵡籠中記 元禄9年1月18日。若宮で操りが行われる。太夫は岡本分太夫。狂言座元は和泉屋十三郎。文左衛門は只右・平左・円右と出かけ、狂言若水の井を見て日暮れに帰る。武兵町通、伝馬町西南角の町人新兵衛世倅新八のところで編笠を買う。狂言の役者の中で滝山六郎次は芸上手で三味上手であった。