名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-12-11から1日間の記事一覧

何の意味があるのだろう

元禄8年2月29日。晴。近頃、御目見衆を東の御門から出させ、公は二の丸の御連子の中から覗き見る。この日も秦野新平・矢嶋甚之右衛門が二の丸へ留められる。夜更けに雨が降る。御深井丸の御番が3人ずつとなることをこの日お言いつけになる

徴収するより支給される方が楽ってこと

元禄8年2月28日。雨。昼から止み、その後曇る。五十人組佐藤与一右衛門は病気のため願い出て、御切米を召し上げられ、3人扶持を下される。

物騒だなあ

元禄8年2月27日。快晴。熱田で道心坊主(食など乞いて生活する僧)が切り殺される。召し仕える僕も傷を負う。何者かはわからず。26日の夜のことで、旗屋に住む順知という者とのこと。

2月26日の天気です

元禄8年2月26日。1日中曇。夜になると風が吹く。

2月23日の天気です

元禄8年2月23日。空、晴れ渡る。

2月22日の天気です

元禄8年2月22日。空、晴れ渡る。

2月21日の天気です

元禄8年2月21日。空、晴れ渡る。

2月20日の天気です

元禄8年2月20日。雨。巳刻(午前9時)に止み、曇る。

2月19日の天気です

元禄8年2月19日。夜、曇。夜更けに雨が降る。

2月18日の天気です

元禄8年2月18日。曇時々晴。雲が東の方角に流れて行く。終日強い風が吹くが、夜になると和む。

2月17日の天気です

元禄8年2月17日。晴。一晩中、疾風が吹き、雨が降る。

2月16日の天気です

元禄8年2月16日。昼前から雨が激しく降る。日暮れには疾風が吹き、雨が降る。亥刻(午後9時)、雷が4、5度鳴り轟く。夜半過ぎから晴れる。

子が生まれるというのに死んではダメだ

元禄8年2月15日。晴天。御国御用人吉田六郎右衛門が自害する。先ごろ御叱りにあっていた。先月15日より病気といって引き込んでいたと。詳しくはわからず。思うに当時六郎右衛門は権力を握る役人と仲が良くなかった。ある人が言うには、先頃吉田加右衛…

2月14日の天気です

元禄8年2月14日。昼から曇る。未刻(午後1時)から雨が降る。申下刻(午後5時)から激しくなるが、夜が更けて止む。

禁止されているのに

元禄8年2月13日。晴天。文左衛門は加藤平左と密かに真福寺へ出かけ、操りを見る。演目は新腰越状、太夫は津川新太夫。初段を見るが、遠くて聞きづらいので芝居をやめて狂言を見る。札銭は18文。和泉屋十三郎座の狂言、役者付き大おどり。

叱られても性格が出る、まだまだ丸岡騒動

元禄8年2月12日。明け方、火事だと騒ぎがあったが、文左衛門は知らなかった。未刻(午後1時)前、火事だと騒ぎがある。文左衛門は橦木町まで出かけるが、また嘘とのことで帰る。文左衛門は源右衛門のところへ行く。この日仲間が宗門一札を全員持参する…

これは大失態

元禄8年2月11日。朝、雪・霰(あられ)・雨が降る。卯半時(午前6時)過ぎると止む。巳半点(午前10時)から晴れる。戌2刻(午後7時過ぎ)、火事だと騒ぎがある。文左衛門は上の辻番まで出かけるが、嘘とのことで帰る。先月、桂松(昌か)院様(綱…

これは運が悪いとしか言いようがない

元禄8年2月10日。雨が降るが、辰半刻(午前8時)からゆっくりと晴れる。申半刻(午後4時)から曇る。強い風が吹き、台風のように所々の屋根を吹き上げ、垣根を倒す。鍛冶屋町下松村善右衛門の懸塀(切懸塀)が倒れる。その際に、ちょうど道行く人を直…

これもお見事な消火活動、そして丸岡騒動の続き

元禄8年2月9日。曇。昼前から小雨が降り、その後本降りとなる。巳刻(午前9時)、巾下寿命丹後の家から火が出るが、すぐに消し止める。先月21日もしくは29日のこと。飛騨守家老本田刑部・同源五右衛門は国元を立ち去り、美濃に蟄居していたが、近頃…

宗門一札とは武士が頭に提出した一家に怪しいものがいないとの誓約書

元禄8年2月8日。風が吹く。文左衛門は源右衛門のところへ行き、宗門一札の下書きを点検する。

2月7日の天気です

元禄8年2月7日。快晴ながら風が吹く。

2月6日の天気です

元禄8年2月6日。曇。東風が吹き、雲が流れて行く。時々わずかに雨が降り、夜になると本降りとなる。

現場を見るのは大切なこと

元禄8年2月5日。文左衛門は忠兵のところへ行き、辰之丞を連れて忠兵下屋敷へ出かける。昨夕の焼跡を視察し、彦坂愚入を見舞う。

弥左衛門は乱暴者

元禄8年2月4日。曇。文左衛門は召仕市右衛門が暇を乞うので暇を出し、代わりの人を雇う。初めて髪を結う者で、僕の切米(俸禄米)1両2分2朱。この日までは久米分之右衛門のところにいた者であった。夜戌半(午後8時)過ぎ、坤(南西)の方角で火事が…

2月3日の天気です

元禄8年2月3日。快晴で暖かい1日。

緊張の初出勤か

元禄8年2月2日。この日文左衛門は当番が初めてで、深井丸へ参上する。これ以後、御番の様子へ別に記す。

2月1日の天気です

元禄8年2月1日。快晴。