名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-04-18から1日間の記事一覧

放火する奴は極悪人

元禄12年11月30日。夜、米野で火事があり2軒焼ける。付火かと。

年寄りの言うことには耳をかたむけましょう

元禄12年11月28日。近頃、濃州岩村では夏のように暖かく、麦の穂が出て、筍も生える。東海道薩多仲(興)津のあたりでも麦の穂が出たと。これを聞いて文左衛門の親が言う。一昨年の麦の種を蒔くと冬に穂が出たと。昨年、東の方の畠で冬に麦の穂が出る…

暗いし、遮るものがないからよく見えたのかも

元禄12年11月23日。戌刻(午後7時)、巻(牧)野・米野の近所で火事がある。文左衛門は源蔵のところにいて、この火の光るのを見る。

筆まめには適任のお仕事

元禄12年11月22日。文左衛門は武右のところへ出かけ、口米の帳面を手伝う。加左・元右・源右・清助も。

被害妄想だな

元禄12年11月18日。近頃、教順寺が乱心する。白昼に東善寺へ出向くが、留守だったので直ぐに高岳院へ出向く。追手が来るのでどこかで匿ってほしいと言う。

年末になると頼母子で資金を調達してます

元禄12年11月15日。文左衛門は源兵で夕飯をよばれた後、頼母子に出かける。権之助と荻右衛門・源兵衛が獲得する。

誰がこんな世の中にした

元禄12年11月13日。野尻兵蔵が乱心する。近頃、広井村で浪人が我が子2人を殺し自分も死ぬ。貧窮のため。近頃、前津で木履(下駄)の歯を入れる者が貧しさのため自害する。

ちゃんと翌日文左衛門は仲間4、5人と参詣してます

元禄12年11月4日。明日建中寺を参詣するようにと触がくる。

実は操り(浄瑠璃)と狂言の違いもよくわからない芸能素人です

元禄12年11月3日。榊森で天満十太夫の操りが行われる。大須では和泉屋十三郎の狂言が行われる。

名古屋の事でないのかな、被害状況が書かれてないしなあ

元禄12年11月2日。申(午後3時)過ぎ、地震がある。近年にないような地震であった。

元禄12年11月の天気です

元禄12年11月1日。昼頃から雨が降る。申半(午後4時)過ぎには止む。元禄12年11月2日。暗い雲が空を覆う。元禄12年11月3日。晴。元禄12年11月4日。巳(午前9時)過ぎから曇り、とても寒くなる。風が吹き、申半(午後4時)には雪が降…

日待とは仲間内の寄合

元禄12年10月30日。文左衛門は夕方から日待のため密巌院へ出かける。忠兵・金蔵・三太夫・辰之丞や浄瑠璃語りや三味線引き同席する。

息子が亡くなっていろいろと心配することがあるのだろうな

元禄12年10月25日。大公が諸役人を下屋敷に呼び寄せる。どのような用があったかはわからず。近頃、土屋左之右衛門に聞きたいことがあるとのことで名古屋にやって来るが、すぐに帰る。

たまには稽古もするんです

元禄12年10月19日。文左衛門のところで権六・八之進・瀬左と文左衛門は卯(午前5時)から酉(午後5時)まで剣術の1日稽古をする。(後略)

大捕物だったようだ

元禄12年10月18日。戌半(午後8時)、志水で盗人を捕らえる。その騒ぎの声が文左衛門の家にまで届く。

酒の酔った上での失敗

元禄12年10月16日。近頃、彦兵足軽伴市太夫が酒に酔い、髪を切ってしまう。しばらく仲間が番をしていたが、乱心ではないので後に暇を出す。

平家物語といえば琵琶法師

元禄12年10月15日。いつもの通り七ツ寺弁財天で瞽者(盲人)が平家を語る。

のぞき見はいけません

元禄12年10月12日。酒屋清左衛門が釘〆になる。これは土蔵の上に物干しを高く組み上げ、そこから下屋敷などを見下ろしたため。7日ほどで許される。

鳴弦とは邪気払いです ここから御という文字が省けるところは省きます

元禄12年10月11日。朝倉忠兵衛が大曽根下屋敷でこの夜鳴弦を行う。今までの大公の居間がよくないとのことで新たに造ったため。かつ武運のためと。

巾下でもよく操りが行われています

元禄12年10月9日。巾下で内匠理太夫の操りが行われる。

これもお手柄

元禄12年10月4日。夜5ツ(午後8時)過ぎ、かや(萱屋)町下で火が燃え上がろうとするのを素早く消し止める。

元禄12年10月の天気です

元禄12年10月2日。曇。元禄12年10月3日。未(午後1時)過ぎから曇る。酉半(午後6時)前後、少し雨が降る。元禄12年10月4日。晴。風が吹く。元禄12年10月6日。曇。夜中に雨が降るが、止む。元禄12年10月7日。晴。元禄12年10…