名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

いや、自殺はひっそりとしますよ

元禄9年1月15日。
快晴。
夜、三郎兵衛が法泉寺の門前で自殺する。
熨斗目を着せてあった。
三郎兵衛花押のある自筆の書置が三郎兵衛の仲間から御目付へ届けられる。
法泉寺門前から中へと入った寂しい場所で、その上、坂を上らなければいけない場所で自殺していた。
竹垣を結んで番をする。
堀田治右衛門のところから半四郎の死体を運び込んだ寺へ、御留守居衆のところから三郎兵衛の死体を運び込んだのは不思議な悪縁と云々。