名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-06-20から1日間の記事一覧

バラバラ殺人

貞享4年11月下旬。熱田東の田で人を切り殺される。首は秋月院裏通りの田に、体は高田辺りにあったと。

町人風の者、三八、若党、この関係は

貞享4年10月17日。広井八幡町小笠原次郎右衛門・三友三右衛門の辻のところでで、この夜中に切られたようで町人風の者が死んでいるのが翌朝発見される。死体を取り置く者もなく、三八へ運ばれると云々。弟とのこと。平岩善左衛門若党は面目ないと思う。…

自殺に絡んだ怪しい人たち

貞享4年10月3日。朝、天野甚五右衛門が自殺する。小頭藤田伝太夫がやって来て書き取り、頭沢井三左へ報告する。夜子刻(午後11時)、御目付高木小兵衛がやって来て死体を調べる。翌朝、死体を埋葬する。儀兵衛のことは穏便に済ませよと三左より内々に…

闇討ちにあった上に暇を出されるとは

貞享4年10月1日。夜、高田新蔵こと七之丞下男梶平という者が佐藤甚右衛門のところへ行った帰り、杉ノ町野村屋の木戸際で闇討ちにあい傷を負ってしまう。三右衛門こと三次郎の長屋へところへ行きそこにいる。翌日、暇を出し請人へ渡す。