名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

確かに持って帰ればそれだけ金がかかる

元禄9年12月14日。
仲間が口米を上納する。
海部伝右衛門と山崎甚右衛門の米が昼前にお蔵にようやく運ばれてくる。
御蔵奉行などは受け取りを先延ばしにしたいためこの日は受け取らないと言うが、いろいろとわけを述べて納める。
甚右衛門はけちで、日用もいつも安値で雇うようにしていたから心配していた。