名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

福引なんて胴元が儲かるもの

元禄9年1月2日。
水野六兵衛召仕の女が母に対して不届きを怒り、脇差でむね打ちにしようして掌が返ってしまい切り殺してしまう。
あるいは、この女はほう引き(宝引き、正月に行う福引き)をやって大負けをする。
夜中になって六兵衛母が儲かったようなことを言うので負けた彼女は腹を立てて叩いたとも、蹴ったとも。
死体は常瑞寺に葬る。