2022-10-08から1日間の記事一覧
元禄5年9月29日。渡辺半蔵組和田与八郎が乱心する。世間には病気としておく。日頃から無法者であった。
元禄5年9月28日。摂津守義行公が田辺彦四郎を激しく叱責する。先ごろ、義行公が彦四郎を呼びつけたが病気と言って出てこなかった。重ねて駕籠に乗ってでも出てこいとの命があるが急病なので無理であると出てこなかった。しばらくして回復し、9月15日…
元禄5年9月27日。弱い雨が降るが、正午より晴れる。
元禄5年9月20日。細かい雨が降り、正午からは激しい雨となる。
元禄5年9月18日。光友公御側御右筆という新役が設けられ、御右筆が20石御加増でこれを勤める。
元禄5年9月18日。文左衛門は若宮へ行き、踊りや操り見物する。中入りで帰る。操りはこの日で最終日であった。晩に火事だと騒ぎがあるが、嘘であった。
元禄5年9月17日。文左衛門は若宮へ行き、操りを見物する。能の演目は兼平。中入り後茶店で休憩していると、未刻(午後1時)に東方で火事だと騒ぎ始める。帰ると火はおさまっていた。清水の側の禅宗久遠寺が焼失する。隣の庄屋から出火したと。この時、…
元禄5年9月16日。雨が降るが、午刻(午前11時)には晴れる。文左衛門は相応寺下神明で神楽踊りを見物する。日暮れからは湯立(神事)を見物する。
元禄5年9月15日。文左衛門は若宮へ行き、踊りと操りを見物する。
元禄5年9月14日。午刻(午前11時)、津守様(松平義行)の飼い犬が逃げ出して呉服町で元結売りの手を咬み、米倉分右衛門のところへ逃げ込む。そこから柴山文助の裏へと走り去る。足軽50人ばかりがやって来て、犬を捕まえ連れて行く。
元禄5年9月13日。辰刻(午前7時)、編み笠を手に携えて脇差を差した男が渡辺源右衛門の住む町へやって来る。言うには、昨夜日置で喧嘩をしたのでひとまず自分を匿ってほしいと。方々の家々を尋ねるもどこも旦那様留守だからと中には入れてもらえなかっ…
元禄5年9月13日。文左衛門は若宮へ行き、踊りや操りを見る。能の演目は加茂。ただし中入りで帰る。
元禄5年9月12日。この夜、日置で左兵衛という者が闇討ちにあう。
元禄5年9月10日。文左衛門は石川三四郎・中野勘平と誘い合って若宮で踊りや操りを見る。浄瑠璃の面白さ、からくりの奇抜さ。
元禄5年9月9日。若宮にて操りが行われる。演目は日親上人徳行記、太夫は笹尾平太夫。また側では踊りも行われ、太夫は隼桐之助。8歳の軽業、物真似、大坂踊、初嶋団四郎・松本彦十郎。
元禄5年9月7日。夕方、駿河町下で騒動があった。後で聞いたところでは、この春まで大井孫兵衛のところにいた僕が安藤伊助の下僕から布子(綿入れ)を借りていたが、長い間返さなかった。度々返してくれと言われので困ってしまった。ある時、伊助の僕にい…
元禄5年9月5日。霄(そら)から細かい雨が降る。
元禄5年9月3日。曇。
元禄5年9月2日。曇。
元禄5年9月1日。晴天。