名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

うつってはいけないからかなあ

元禄8年8月18日。
雨が止み、時々曇る。
申刻(午後3時)過ぎから時々雨が降る。
未刻(午後1時)過ぎから文左衛門は発熱するが、吐くことはなし。
夕暮れには熱が下がる。
留永兵右の内儀が少し前から痢病(激しい下痢を伴う病)を患っていたが、仲間は見舞いには行っていなかった。
この日、小頭衆から触れがきたので、文左衛門は巳刻(午前9時)に近所のものと兵右へ見舞いに行く。