名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

夜勤かあ

元禄6年8月11日。
この日から御城代衆沢井三左衛門・井野口六郎左衛門は御城で夜泊り番をする。
その他にも番人も多く出てくる。
新番頭は五十人頭に属する。
御城御留守御番衆は御城代衆ひとりずつに泊御番仰せ付けられる。
新番頭衆は昼夜。
50人頭衆は昼夜。
御歩行頭衆は昼夜。
大目付衆、夜ひとり。
五十人目付衆、押者御足軽・御中間この他御番衆は前々の通り。
8月11日、この手紙を以って申し上げる。
御城代衆は御二之丸に泊り、御番をふたりで勤めるはずである。
この日の夕よりは沢井三左衛門殿が勤める。
それについて、御本丸御深井丸で夜中に交代するような事態があれば、拙者ども御番所へ早々に連絡するように。
このことは三左衛門殿が仰せられる。
かつ又御本丸への人がいない場合は田代五右御預の御番足軽衆へ頼むように。
仕事であるので必ず人を工面するように。
御覧になり先々へ御廻しと云々。