2022-11-04 独断の処分か 鸚鵡籠中記 元禄6年7月3日。申時(午後3時)から少しの雨が降る。夜になってもしばらく降り続く。この日、寄合400石松平助之進、新五右衛門の不行跡を思い急いで暇を願い出た御書院番で親は弥三兵衛の粕谷慎吾右衛門、小普請谷儀平の以上3人が改易となる。弥三兵衛の願いはいまだ小頭が知るところで、江戸には届いていないがこの処分となる。弥三兵衛は遠慮する。