名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-01-01から1年間の記事一覧

早いものです

元禄8年11月12日。薄曇。朝、文左衛門はおようの17日で梅屋寺を参詣する。

自分で自分が嫌になった

元禄8年11月11日。深夜、五十人目付佐藤金左衛門召仕が納屋町を徘徊する。柿羽織が問い詰めると、博奕で大負けし、心ここにあらずで徘徊していると言う。すぐに縛られ、町に預け置かれる。酒狂いで、後に牢に入る。

何やら艶っぽい名だな

元禄8年11月7日。雨が降る。巳刻(午前9時)過ぎると晴れる。梅屋寺でおようの弔いがあり、文左衛門も参詣する。僧は新艶粧庵室恵忍信女の戒名を授ける。

先日見舞ったところなのに

元禄8年11月6日。朝、曇。辰刻(午前7時)過ぎると晴れる。津金佐古衛門女房のおようが死ぬ。歳は25。生まれた子どもは養子に出す。

11月5日の天気です

元禄8年11月5日。曇時々晴。

ちゃんと講を聞きに行ったのか

元禄8年11月4日。文左衛門は佐古へ出かけ、勘助に会う。佐古内儀がこの2,3日風邪気味で、食事もせず。医師も難儀していると。忠兵もやって来る。文左衛門はそこから若宮へ出かける。

10月29日の天気です

元禄8年10月29日。晴。

度々ではなくてたまにじゃないかな

元禄8年10月28日。曇。昼前から雨が降り始める。夜更けには晴れる。辰刻(午前7時)過ぎ、文左衛門は親と大塩与左と講を聞きに若宮へ出かける。親は最後まで毎日出かける。文左衛門も度々出かけるが、いちいち書き残さず。

10月23日の天気です

元禄8年10月23日。雨が降るが、巳(午前9時)過ぎると晴れる。

このお金は何、頼母子?

元禄8年10月22日。雨が降る。夜、文左衛門は覚右衛門のところで銭を出す。文左衛門は80文。母と出かけ、夜を御馳走になる。鴨が出る。

教養は大切です

元禄8年10月21日。夜、雨が降る。この日から若宮の神主伯耆が神代巻(日本書紀の注釈書)を講じる。

10月16日の天気です

元禄8年10月16日。晴天。正午すぎると雨雲が流れ込む。急に雪が降り始め、風が舞う。時折雨が降り、時折日がさす。夜には大雨となるが、夜中には晴れる。

10月15日の天気です

元禄8年10月15日。明け方から曇。昼から晴れるが、強い風が吹く。日暮れには嵐のようであったが、雨はしばらくして止む。

10月14日の天気です

元禄8年10月14日。巳(午前9時)から曇る。未刻(午後1時)から雨が降り始め、夜には大雨となる。

言えない理由があるのだろうな

元禄8年10月10日。文左衛門が忠兵へ行くと、勘助の居場所を杉山喜右衛門が知っていると。このため渡辺弥五左・林丹右等へ行って調べてもらうと、実は喜右衛門のところにいた。申刻(午後3時)、勘助が忠兵へやって来た。忠兵、弥五左、丹右などは才兵…

谷右衛門さん、どうしちまったんだ

元禄8年10月8日。文左衛門が忠兵へ行き、夕飯を御馳走になる。すると勘助が行方がわからなくなっていた。方々を探し回り、大曽根へも御足軽浅右衛門を遣わす。留永兵右衛門、鑓持谷右衛門は中間に酒を買いに行かせた。その時、中間頭忠左衛門は用があっ…

10月6日の天気です

元禄8年10月6日。曇。昼前から少し雨が降り始める。段々と強くなるが、夜更けには晴れる。

気が小さなあ

元禄8年10月5日。空にはまだら雲。時々晴れる。先月28日朝倉勘助が親の怒りにふれ、忠兵・平右・佐右あたりを徘徊していたが、この日夕方、行方をくらます。

首は生えないから、どんなキノコなんだ

元禄8年10月3日。近頃、広井寺尾与左衛門屋敷に人の生首が生え出ると。狐がこれをのせたとも。又は首茸(又は人茸とも、馬勃(ぼぼつ・馬の糞)と名付ける)という茸であるとも。口鼻目があって耳はなしとのこと。長良村免4ツ7分5厘。野崎村免3ツ8…

10月2日の天気です

元禄8年10月2日。晴。

こういう政策をとるほど財政は逼迫

元禄8年10月1日。曇。昼前から雨が降り出し、未刻(午後1時)過ぎに止む。触状が来る。一 この度の金銀吹き直しを仰せ付けられ、吹き直した金銀が段々と世間に出回っている。古い金銀と新しい金銀は同じ同じ価値と考え、古い金銀が全て吹き直されるまで…

不思議な出来事だ

元禄8年9月30日。近頃、熱田に旅僧2人が泊り、1つの文箱を宿の長押(なげし、鴨居の上に張られた板)の上に置いて立ち去った。翌日の夕暮れ、また1人の僧がやって来て、亭主に久しぶりだと言ったが、亭主は誰かわからず、忘れたのかと思い様子を窺っ…

9月29日の天気です

元禄8年9月29日。空、晴れ渡る。

9月28日の天気です

元禄8年9月28日。雨が降るが、昼から晴れる。

9月27日の天気です

元禄8年9月27日。夜、雨が降る。

やっと参詣できました

元禄8年9月26日。快晴。かねてからこの日の明け方寅半刻(午前4時)に津嶋へ出発のはずであったが、遅れて卯の刻(午前5時)少し前に出発する。朝倉辰之丞とゑびや町で待ち合わせであったが会うことができなかった。また先に行ったのか遅れているのか…

仕切り直しの津嶋参詣

元禄8年9月25日。夜寅刻(午前3時)、文左衛門は源右衛門のところへ出かけ、食事をする。源右衛門・源之助・勘八と津嶋へ出かける。

どうしてそれがわかったのか、内部犯行か

元禄8年9月24日。晴れているが風が吹く。津守様(松平義行)御賄本田忠右衛門という者が願証寺門前で借家住まいをしていた。この夜、親類のお産のため姑1人を残して見舞いに行くと、家の戸を叩く者がいた。その者は無理やり懸硯箱(小型金庫)を持ち出…

何だそりゃ

元禄8年9月23日。卯半点(午前6時)より雨が降り始める。かねてから約束の通り文左衛門は源右衛門のところへ寅刻(午前3時)に出かける。食事をして星野勘八・源右衛門・源之助と津嶋へ出かける。雨だったので弁当を開き、帰宅する。

9月22日の天気です

元禄8年9月22日。晴天。夜、曇る。