名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

幸せな1日

元禄6年5月17日。文左衛門は味鋺へ鮠(はや)釣りに出かける。しかし、西風が吹いていたので棹を出さずに手ぶらで帰る。志賀で興津安右に会ったので、御用水で酒を御馳走になる。そこで鮠を12、3匹釣って帰る。

被害はなさそうですね

元禄6年5月16日。戌の刻(午後7時)、地震がある。

よく飽きないものだ

元禄6年5月14日。文左衛門は若宮へ行き、踊り操りを見物する。

5月13日の天気です

元禄6年5月13日。正午、激しい西風が吹く。

酔っぱらいには困ったものだ

元禄6年5月12日。文左衛門は石川雲平と若宮へ行き、踊りを2度見物する。操りを中入りまで見て帰る。操り浄瑠璃の終わる頃、少し騒ぎがおこる。町奉行の足軽4、5人が十手を持ち出す。4、5人の玄蕃守中小姓が紅葉屋安兵衛茶屋で女1人を相手に酒を飲…

これは曲芸だ

元禄6年5月11日。文左衛門は若宮へ行き、踊りを見物する。武蔵八郎兵衛は指に煙管をはりつけたり、手や指に杖をはりつけるのは膠(にかわ)を使っているようであった。また縄をいろいろと切る。また小刀をふたつ組み、杖の先に置き、鼻に立て指に据え、…

武士って小さい頃から馬に乗るわけではないのか

元禄6年5月10日。朝、文左衛門は初めて外で馬に乗る。これは山本八郎右の馬であった。(中略)若宮へ行き、操りを見物する。声は権太夫には及ばず。

うけなかったからの変更か

元禄6年5月9日。未刻(午後1時)、少し雨が降って止む。この日から若宮で操り。演目は泉州枕物狂大からくり。太夫は笹尾平太夫。側芝居の太夫は日下開山、江戸武蔵八郎兵衛放下の源。手づま(奇術)の元祖おどりは松本吉三郎・中川加平太・松之丞のおど…

5月5日の天気です

元禄6年5月5日。雨が降る。

5月3日の天気です

元禄6年5月3日。わずかに雨が降る。

5月2日の天気です

元禄6年5月2日。深夜に激しく雨が降る。

悪事はばれるもの

元禄6年5月2日。呉服屋甚六夫婦が財産を没収され所払いとなる。他国者を松原町に住まわせ置いていたので。その上、伊勢に女を売っていた。その他にも悪い心が宿り、悪事をはたらいていたと。村都という座頭も所払いとなる。

5月1日の天気です

元禄6年5月1日。晴。

4月29日の天気です

元禄6年4月29日。晴。

4月28日の天気です

元禄6年4月28日。雨が降る。

4月27日の天気です

元禄6年4月27日。晴。

4月26日の天気です

元禄6年4月26日。明け方前より雨が降る。その後晴晴れるが、西風が激しく吹く。

4月25日の天気です

元禄6年4月25日。雨が降る。

4月24日の天気です

元禄6年4月24日。雨が降る。

4月23日の天気です

元禄6年4月23日。曇。戌の刻(午後7時)から雨が降る。

なかなかあいさつ回りも大変だなあ

元禄6年4月22日。風が吹き、雨が降る。未刻(午後2時)には晴れる。この朝、忠兵のところから人が来て、親類衆に顔を見せるようにと。このため未3刻(午後1時過ぎ)忠兵のところへ行き、安田勘助を連れ、まずは朝倉平右のところへ顔を出す。そこから…

この日が婚礼本番

元禄6年4月21日。申刻(午後3時)より曇りだす。酉半刻(午後6時)、忠兵衛の娘が駕籠でやって来る。提灯が星のように輝き、人が絶え間なく続いている。彦坂平太夫は馬に乗りやって来る。渡辺平兵衛のところへ出かけ顔を合わせる。部屋で侍女郎おいと…

文左衛門さんは結婚するんです

元禄6年4月19日。曇。未刻(午後1時)から晴れる。今宵、朝倉忠兵衛のところから娘の道具が届く。親類がやって来て、祝いながら酒を飲む。渡辺覚右衛門・同平兵衛・同源右衛門・同弾七・同武兵衛・おいと・貞三・源之助・おりと・忠兵のところから39…

今ならスマホで簡単に連絡がとれるけど

元禄6年4月18日。曇、細かい雨も降る。巳の刻(午前9時)には晴れる。文左衛門は祭礼見物に出かける。人ごみは昨日程度であった。午二刻(午前11時過ぎ)山車が通り過ぎる。御目付石黒佐兵衛・堀田平右衛門。町奉行片桐・中嶋。五十人目付大野伝四郎…

東照宮祭ですね

元禄6年4月17日。雨が降る。この日文左衛門は、武野小五郎・徳山七之右衛門・相原政之右衛門・神谷弾之右衛門・石川雲平・加藤平左衛7人と祭礼見物に出かける。銭241文ずつ出し合い、伝馬町より少し下西側御柄巻屋(刀の柄を巻く商売の)みかみ左平…

惨いなあ

元禄6年4月16日。曇。未刻(午後1時)から雨が降る。札の辻には、今月初め頃小田井の麦畑の中に5、6歳になる女の子が切り殺されていたと。訴え出るべきと云々。

こんな人に仕えたら不幸

元禄6年4月14日。曇。巳の半時(午前10時)より雨が降り、風が吹く。この日文左衛門が聞いたところでは、養庵の甥で御針立桜井休鉄が乱心し、下僕3人を手討ちにし、自殺する。

能瀬勘右衛門さんはいい迷惑ですね

元禄6年4月13日。文左衛門は能瀬勘右衛門のところへ夕飯をごちそうになりに行く。政之右衛門・理右衛門・長右衛門・雲平。九郎三郎が大いに酔っぱらってしまう。九郎三郎・理右衛門が特に酔っぱらい、次の間で横になる。理右衛門が言うには、もうお前は…

観念したんだな

元禄6年4月11日。触状がくる。先日公儀からお尋ねの指月彦三郎が近頃現れ、処罰される。将軍が講釈されたのを御三家が拝聴する。

4月10日は大荒れの天気

元禄6年4月10日。申刻(午後3時)、艮(北東)に黒雲がおこり、雷が鳴り響き、雨が降って氷も舞う。