名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

侍をからかってるのか

宝永5年6月11日。
近頃、文左衛門の住む町で戸を縛られる者がある。
清水でも酒屋喜左衛門とそこから南の小家2軒が縛られる。
男奉公人を隠し置いたためと。

少し前から江戸と名古屋でデマがはなはだ流布する。
時には果たし状を付け、または目付からの呼び状を付けてある。
名古屋でも五十人頭・黒門頭共に御屋形へ出向くようにとの手紙を付けてある。
その他色々の謀書や偽談などが流行る。