名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

何でそんなことをしたのか

宝永4年12月1日。
近頃、間嶋松沢に尾張に戻るようにとの命令がある。
このことは近頃町奉行松野河内守の家で申し渡し渡された。
その方のことは内々に公儀にお目見を仰せ付けられるところであったが、不届きがあったのでお目見は叶わなかった。
公儀側衆の目の治療を松沢が行ったが、その際自分は尾張殿の家来ではなく、出入りのたびに扶持を頂いていると偽わったため。
お目見を済ますはずであったが、尾張の家来であることが公儀に知れてこの如くと。