名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

病気なら仕方がないか

宝永2年閏4月4日。
酉半(午後6時)、光物が乾(北西)から巽(南東)へ飛んで行き、落ちそうになりながらまた東へ飛んでいく。
とても低いところを飛ぶと。
隼人正組小川作左衛門は眼の調子がとても悪いと願い出て、この日10人扶持となる
屋敷は差し上げる。
この屋敷は6日に仲間坂田庄助が拝領する。
近頃、玄蕃殿組松井松右衛門弟の御目見林蔵が逐電する。
松右衛門妾である妻と密通し、兄の留守にお互い死のうとしたところへ兄が返って来てこれを見つけたのでこの如くと。