名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

金持ちほどケチってことはよくある

宝永4年7月26日。
少し前に津嶋でとみつき(富くじ)を行った4人がこの日追放となる。
近頃、大久保見町で十蔵の伯父であった町人2軒の戸を封じる。
町奉行所で十蔵を探し出すよう言われたが、これでは身代がつぶれてしまい、迷惑すると言ったと云々。
これでは申し付けに背く不届者だと2人にすぐに探しに行かせ、妻子の住む家を釘で締める。
2人のうちまんぢうや六兵衛という者は金持ちであった。