2024-01-10 何という親だ 鸚鵡籠中記 宝永4年4月12日。この夜、井上文右衛門の門外西寄りに男の子が捨てられていた。文右衛門は番に出ており、召仕が聞きつけて亥刻(午後9時)に中へと入れた。病気のようであったので治療するが、4、5日過ぎて死んでしまった。