名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

何という親だ

宝永4年4月12日。
この夜、井上文右衛門の門外西寄りに男の子が捨てられていた。
文右衛門は番に出ており、召仕が聞きつけて亥刻(午後9時)に中へと入れた。
病気のようであったので治療するが、4、5日過ぎて死んでしまった。