名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

そうするとわざわざ名古屋まで酒を買いに来るのでは

宝永1年10月12日。
呉服町下山孝右衛門の門外で同町柿崎八郎兵衛召仕の女が切り殺されている。
前日に家へ出かけたと。
明け方のことかと。
山内・柿崎共に飛騨守の家来。
この女は奥村又六の娘ユキと。
近頃、日蓮坊主の夜行(夜出歩くことや夜回り)が行われる。
町人の角力を禁じる。
近頃、酒の規制が厳しくなり、勢州、三州などでは店売りができなくなる。
名古屋では簡単な触のみで済ませる。