名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

昔髷が結えなくなって引退した力士がいたそうな

宝永1年5月21日。
小嶋平左衛門、兼松太郎兵衛は願いにより隠居する。
太郎兵衛は馬廻組で髪は3筋ほどしかなかった。
このため入れ髪(添え髪)をしていたが、髪を結うのは召仕の女のほかはできなかった。
この度の使いでは髪の結人がいないからと隠居を願い出る。