名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

証拠はちゃんと始末しないと

元禄16年7月23日。
夜、小沢水右衛門僕作介が近所に盗みに入る。
肩から後ろを2度切られて逃げ帰り、紙帳を吊るして病気といって部屋で伏せる。
翌日、留守居の家老が門に血がこぼれているのを見つけて怪しみ、詮議して訴える。
8月4日に町奉行へ僕を渡し、牢に入る。
近頃、松井与兵衛裏の堀へ盗人を追い込め、捕らえる。
牢に入る。