2023-01-31から1日間の記事一覧
元禄10年3月27日。わずかに雨が降る。巳半(午前9時)、急に雨が降り始め、しばらく降り続く。その後降ったり止んだりし、夜には晴れる。
元禄10年3月25日。晴。魚泥棒を獄門にする。先日、成瀬兵部のところで射殺されていた。
元禄10年3月24日。雨。
元禄10年3月23日。曇。その後雨が降り、ジメジメする。
元禄10年3月22日。雨が降るが、その後止む。晴。
元禄10年3月21日。曇。午8刻(午後0時半過ぎ)、雨が降る。
元禄10年3月20日。晴。阿濃において盗人を捕らえる。弥助の僕で、若林治右衛門も自分の僕を使って探させていた。俗に目明しと呼ぶ役人庄三郎が手下を連れて阿濃へと向かった。盗人はこれを馬上から見ており、松林に入って自ら喉と頭を切って自殺しよう…
元禄10年3月19日。1日中雨が降り、ジメジメする。深夜には止む。
元禄10年3月14日。明け方前に雨が止み、その後晴れる。後に午8刻(午後0時半過ぎ)に雷が2度鳴る。真っ黒な雲が坤西(西南西)より艮北(北北東)へと流れる。風が吹く。
元禄10年3月13日。午(午前11時)過ぎると曇る。未(午後1時)前から雨が降り始め、夜には大雨となる。
元禄10年3月11日。津侯が檄を出す。それが18日に名古屋に到着する。名古屋で国奉行らにこれを捜させる。
元禄10年3月11日。若林弥助の若党である僕が江戸で行方をくらます。主の衣服を盗み、これが発覚したのでこの如し。若林は津侯(松平義行)の家臣であった。
元禄10年3月10日。辰刻(午前7時)、加藤三十郎僕の部屋に盗人が入る。僕ら3人が追いかけ、平井角左衛門の門前で捕らえ、縛り上げて厠に置いた。後に、三十郎が数度叩きつけ、鳶口が折れるほどであったが盗人は屈強で傷つかず。未刻(午後1時)、盗…
元禄10年3月9日。弱い雨が降るが、午(午前11時)前に晴れる。犬山柏森の浄土宗千手院の僧が大坂で剃刀を使って比丘尼を刺し殺す。男女関係のもつれから。すぐに縛られ、大坂に置かれる。僧の名は達道、比丘尼の名は理貞。大坂の生瀬での出来事。
元禄10年3月8日。曇。午(午前11時)から雨が降り始め、夜になっても止まず。
元禄10年3月6日。辰半(午前8時)過ぎると晴れる。
元禄10年3月5日。弱い雨が降るが、時々止む。夜には南風が吹く。激しい雨が降るが、深夜には止む。
元禄10年3月4日。小雨が降る。午(午前11時)過ぎると止む。
元禄10年3月3日。小雨が降るが、巳(午前9時)過ぎると止む。申半(午後3時)から雨が降る。夜になって止むが、また降り始める。
元禄10年3月2日。曇るが、小雨も降る。近頃、成瀬兵部が盗人を射殺す。初め、盗人は何度か池の鯉を網で獲っていた。盗人を戒めようと兵部は矢頭で盗人を射た。しかし、天誅からは逃げることはできなかった。盗人は初め蘿(つた)木小右衛門の餌指しであ…
元禄10年3月1日。5分の日食(部分日食)がある。巳(午前9時)から午(午前11時)の間。薄曇り。未半(午後1時)、公は名古屋を出発し、江戸へと立たれる。鳴海で宿泊する。この正月、沼津で火事があり、大半が焼けてしまったため、宿泊は前から沖…