名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

どうして死ななきゃいけないの

元禄16年3月20日。
兼松源兵衛悉皆人(家中を取り仕切る人)と伊勢町研屋彦兵衛が伊勢へ参り、帰りの途につく。
この日、彦兵衛は四日市から船に乗ろうと言う。
悉皆人は桑名から乗ると言って中間を彦兵衛につけ、桑名から船に乗る。
熱田に着いて聞くと彦兵衛は四日市の船乗り場で腹を切って死んでしまったと。
このため悉皆人はまた四日市に戻る。