2023-06-13 尊いというけれど大金が集まってるような気もします 鸚鵡籠中記 元禄15年4月7日。未半刻(午後2時)頃、江戸から木曽路をやって来た本願寺門跡が新町を通る。鍋屋町筋を通り、通りには人があふれ、金や銭をまく。この尊さは言い表すこともできない。この地町人何某が自宅に立寄り、茶を飲んでもらおうとするが願いは叶わず。ただし、駕籠をしばし止められる。300両余りを費やしたと。薮下などでも同様であった。(後略)