名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

尊いというけれど大金が集まってるような気もします

元禄15年4月7日。
未半刻(午後2時)頃、江戸から木曽路をやって来た本願寺門跡が新町を通る。
鍋屋町筋を通り、通りには人があふれ、金や銭をまく。
この尊さは言い表すこともできない。
この地町人何某が自宅に立寄り、茶を飲んでもらおうとするが願いは叶わず。
ただし、駕籠をしばし止められる。
300両余りを費やしたと。
薮下などでも同様であった。
(後略)