名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

御成のためとはいえ11万両とは

元禄11年1月10日。
晴れているが、風が吹く。
熱田において家中の輩が祈祷する。
ただし足軽頭以上の者が。
礼剣より下は金1分ずつ。
この後家中同心は申すに及ばず、軽い足軽その他中間まで供をして祈祷する。
御成りのため。
去年10月から今まで江戸へ下ったお金は11万両あまり。