名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

胴がないのは奇妙な感じ

元禄10年3月16日。
薄曇。
辰半(午前8時)、文左衛門は近所の友7人と八事山に出かける。
金仏の首を鋳て、これを瑳(みが)く。
いまだに胴は鋳ず。
この寺は女人を禁じている。
谷々には石仏や地蔵などがある。
高野山を真似ていると。
未刻(午後1時)に帰る。