名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

裾を踏んで成敗されないなら良かったのでは

元禄10年1月7日。
快晴。
群臣の拝謁が例年通り行われる。
巳半(午前10時)、公は大公に拝謁する。
秋本源左衛門は酌をするため控えていて酒をひっくり返してしまう。
また、公の裾を踏む者があり、皆お怒りにふれると。
細野新次郎が退く際、玄関で転倒してしまう。
息も絶えるようであったが、しばらくすると起き上がり、駕籠に乗って帰る。
その後、11日の御馬初めには痛みがあったので、何かあってはいけないと参上せず。