名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

これは大失態

元禄10年1月2日。
夜、曇。
3日の御謡始は例年通り行われる。
例年通り、公が剣術を試される。
柳生兵庫は時間を間違えて現れなかった。
しばらくして本多与兵衛が代りを勤める。
後に兵庫は逼塞となる。
兵庫はいつもの通り登城したが、早く着いたので御屋形(邸宅)へ行ってしまった。
その間にお呼びがかかったが応じることができなかった。