名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

失敗した上に言い訳がましかったのか

元禄12年2月24日。
近頃、野崎幸右衛門が逼塞となる。
御供帳にのっていたので代わりの供として桜井内記が急いで江戸へ向かう。
幸右衛門は少し前の番の時、一季と同じであった。
そこで触のことを聞いたが、忘れて廻状を送らなかった。
近頃、津田権之丞がそれを聞きつけて詰問する。
返答もよくなかったので御叱りになる。
御老中が命じて逼塞させる。

失敗の上に失敗を重ねたわけだ。