名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-03-24から1日間の記事一覧

この時代、火事のデマが多い

元禄11年10月28日。昼、火事があったということだが、嘘ではないのか。

4軒で済んで良かったなどと言ったら不謹慎

元禄11年10月26日。寅刻(午前3時)、日置村で民家4軒が焼失する。

栄国寺の施餓鬼はキリシタンからみですかね

元禄11年10月25日。先ごろ、大公が俗におどう(御堂)という法花(華)寺の修理を仰せ付けられるというが、これは事実でなく、寺自らが行った。近頃、大公が命じて、栄国寺始まりから一代の死罪の数を数えさせ、栄国寺で施餓鬼を仰せつけられる。

新君とは夭逝した綱誠さんのお子さんでしょうね

元禄11年10月18日。この日から翌日巳の刻(午前9時)まで新君様の7日忌御法事が建中寺で行われる。僧は36人出る。

慌てふためく姿がうかぶようだ

元禄11年10月13日。少し前、山下武左衛門が追放になった際、沢井三左衛門のところで言い渡しがある。列座の時、御目付善左衛門だけが刀を次の間に置いてきてしまい、左右を見回して顔色を変えた。そして急に立ち上がり、刀を取りに行った。その間席を…

元禄11年10月の天気です

元禄11年10月1日。曇、時々雨。元禄11年10月2日。晴れたり曇ったりと天気が安定せず。元禄11年10月5日。寒く、亥刻(午後9時)には雨が降る。夜更けに止む。元禄11年10月6日。晴。未半(午後2時)、雨が降る。夕暮れ前に止む。元禄1…

倹約、倹約と言い過ぎるから人が足りなくなる

元禄11年9月29日近頃、新たに簡略目付の物書き(書記)3人が仰せ付けられる。留書と同等で5人扶持で金5両ずつ。奥田彦九郎末子・須永市左衛門子・山吹兵太夫弟。

殿様なんてこんなもの

元禄11年9月18日。公は末森で狩りをなされ、鹿40頭を獲る。以前から御弓衆は出かけることがなかったが、この日は急に狩場から御弓衆を呼び出される。御弓衆は慌てふためくも、結局狩りをすることはなかった。博奕打ちならびに妻子が全員追放となる。

この風土記は残念ながら未完におわったようです

元禄11年9月10日。近頃、横井十郎左衛門に尾張の風土記を仰せ付けられる。儒者深田正室、小出晦哲助がこれを手伝う。

子どもたちにとっては名誉なことだ

元禄11年9月4日。大公が別墅(下屋敷)で納屋町子どもたちの舞踏を御覧になる。未刻(午後1時)過ぎ200人ばかりが出かける。

察するに被害はなさそう

元禄11年9月3日。未9刻(午後3時前)、地鳴りがして地が揺れる。

元禄11年9月の天気です

元禄11年9月1日。雨が降るが、午(午前11時)前から晴れる。元禄11年9月2日。快晴。元禄11年9月5日。曇。夜、少し雨が降る。元禄11年9月6日。曇。午(午前11時)前から雨が降る。夜はジメジメする。元禄11年9月7日。曇。風が吹く。…