名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

怖くないのかな

元禄9年8月7日。
申半(午後4時)、文左衛門は冨永彦兵衛が江戸勤めを無事終えて帰って来たのでねぎらいに出かける。
その帰り道、片場飯嶋七郎右衛門屋敷の上を飛ぶ光があった。
大きさは手毬ほどで、形は鈴のようであった。
光は穏やかで文左衛門が見たところでは俗に言う人魂ではないかと。