名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

確かに良いことはないなあ

元禄7年2月13日。
内藤所右衛門の兄内藤宇平次が行方をくらます。
舎弟小四郎は津守様(松平義行)に仕えており、江戸にいた。
この後、行方知れずとはいえ御意によりもう一度召される。
文左衛門が思うには、内藤兄弟はここ数年良いことがなかったと。
皆が言うには、岩田内右衛門の生霊(生きた人の霊)かと。