名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

良いおじさんなのに

元禄7年2月14日。
曇。
正午より雨が降り始め、夜更けに晴れる。
昨年、児玉三太夫姉婿の大崎甚右衛門が改易になった時、姉は既に亡くなっており、腹には娘がいた。
三太夫にとっては姪であった。
この姪を自分のところへ引き取ったことを御目付へは知らせたが、頭へは知らせなった。
そのためこの度詮議となり、御叱りにあう。
引き込み遠慮する。