名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

これも風流を楽しむためのお出かけ

元禄5年10月9日。
夕方、文左衛門は加藤伴六のところに出かけて話ながら食事をする。
田村新八・三宅九郎三郎、戌の刻(午後7時)には山上金三郎・石川三四郎を誘い出し、文左衛門と6人で龍泉寺へ出かける。
松林は露に濡れ、雲は月を隠していた。
龍泉寺には木が茂り、矢田の河原の水はわずかであった。
家に帰れば丑の刻(午前1時)であった。