名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

今もありそうな話

宝永2年6月8日。
竹腰信濃守が尾張を発ち、紀州へ向かう。
初月忌の名代として焼香のため。
香奠銀200枚は100枚ずつ台を付ける。
銀子は2箱に入れ、中間が持つ。(後略)
近頃、水野権太夫女が伊勢の岡都(盲人)と心中する。
太夫は江戸におり、留守であった。
女房に子ができたので刺し殺し、盲人も死んだと。