名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

かなりの美人だったのであろうな

宝永1年11月9日。
未(午後1時)前、相応寺西の片町屋の裏家で火事があるが、すぐに消し止める。
同じ時刻を少し過ぎた頃、坂下禅隆寺の向かいの町家から火が出るが、すぐに消し止める。
放火かと。
破風から燃え上がると。
近頃、奈(納)屋裏で絹きら(ママ)の淫女を捕らえる。
天王坊の草履取りが預け置いていたと。
しかし、この者には過ぎたると評判になる。