名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

こりゃ、ある意味で保険金詐欺

宝永1年10月16日。
子(午後11時)過ぎ、伊勢町行き当たり三宅与三兵衛の長屋から火が出る。
すぐに引き倒して消し止める。
放火と。
屋根から燃え上がるが、上下に火は燃え移らずと。
小林の仲間から合力(力添え)として1角半ずつ出し合い、合わせて1両となる。
以前の救金は昨年まで、今年からは100石を戻され、合わせると250石で免も4つ8分。
みな焼け太りだと。