名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

これは大変な人物ですね

文政6年1月24日。
木曽山村伊勢守吉良殿が亡くなる。
この人はこの家には珍しい朝散太夫従五位下)であった。
儒学に精通し、明公の時代、命により家の仕事を退いて家は嫡男に譲り、新たに国老の列に加わり、3000俵を賜る。
寛政の初めにこれを辞し、木曽に隠居して月俸50人分を賜ったが、今年世を去る。
法号を得たのでここに記す。
徳光院殿従五位下前勢州刺吏照山宗遵大居士。