名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

人の噂は怖い

宝永1年5月28日。
この日文左衛門が聞いたところでは、渡辺久米之丞の母は真鍋茂太夫の姉で色ごとにふけることが甚だしいと。
毎日のように必ず出かけ、毎夜亥(午後9時)から子(午後11時)の間に帰って来る。
風雨といえども1日も欠かさず。
広小路になじみの宿があると。