名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

赤気とは赤い色の雲気

元禄17年1月15日。
近頃、日が暮れてから東の方角に赤気が出ると見物する者が多く集まる。
あるいは光物で下からツルツルと上るとも。
長らく光物の見物が絶えなかった。
猿投山の奥から出たと。
猿投でこれを見るとさらに東の空にあったと。
どことはわからなかったと。