名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

相談する人もいなかったのか

元禄16年8月1日。
千賀志摩組船同心市川弥一右衛門は村から昨年庄五郎という入婿を取り、娘と夫婦にしていた。
弥一右衛門はとにかく世話を焼き、庄五郎はなにかと迷惑していた。
この夜、妻を刺し殺し、自殺する。