2023-07-07 またまた穏便では 鸚鵡籠中記 元禄15年10月4日。丑刻(午前1時)、六郎様(松平友重、光友6男)が萱場の屋敷で亡くなられる。年は34。柳川恭庵が薬を処方する。少し前、脇差が抜けてけがをなさると。母は長松院といい、飯尾伝兵衛の娘であった。屋敷に部屋があったが、この年の暮には飯尾右膳のところへ引っ越す。