名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

当たるはずがないと言われて当たれば万々歳

元禄15年7月20日。
昨日から巾下新道で天満十太夫の操りが行われ、大勢の人が集まる。
粥の食傷(食あたり)と言い、当たるはずのない太夫が当たったからと。
申(午後3時)前、火事と言うが嘘であった。
丑(午前1時)頃、永国寺北の片町で西側2町(1町は約100メートル)余りが焼失する。
東側は藪であった。