名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

ようするにでかい子どものお話

水野代官所の愛知郡一色村大番組江原富三郎の百姓惣庄屋佐蔵今年30才、女房きり今年21才に倅千代吉が7月7日に誕生する。
人相書(この者、天保2年の相撲の際、土俵入りを始める。11歳で一色山という)
目方は5貫目(1貫は役4キロ)あまり、背丈は2尺2寸5分(1尺役30センチ、1寸は約3センチ、1分は約3ミリ)、腹回りは2尺3寸7分5厘、手の付け根回りは8寸5分、手首回りは6寸2分5厘、足首回りは7寸、股回りは1尺2寸、手のひらは3寸1分、顔回り1尺5寸、手の結切(熨斗みたいなもの)は節の外5つ、足の結切は3つ。