名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

瓦ってあるから屋根用の材木ですかね

元禄15年8月11日。
白鳥で材木が払い下げられる。
5尺5寸(1尺は約30センチ、1寸は約3センチは1両で11丁と2分、4尺8寸は1両で15丁と2分、4尺2寸は1両で17丁、3尺は1両で30丁。
瓦もそれぞれの寸法に添えてある。
値段はここでは略す。
文左衛門は5尺5寸を9丁得る。
武兵と合わせると12挺となる。
日用に340文支払い、そのうち車賃が140文であった。
5尺5寸は良くなく、4尺2寸は良いものであった。
近頃、吟味役の物書(記録係)の4人が本寿院様・万五郎様(徳川宗春)・安藤伴六・八三郎様(徳川継友)・喜子進様にそれぞれ1人ずつ物書となる。
扶持は今まで通りで10石に2人扶持であった。
吟味役の物書は合わせて6人であったが、昨年1人、今年4人が物書となり、長井惣助1人が残った。