名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

1人だけずるいのでは

元禄13年8月29日。
様物が2つある。
下の場、国奉行・町奉行が拝領する。
唯四郎が切る。
評定所の詮議で2人が追放となる。
元々仲間は3人で2人は追放となる。
1人は杉浦益右衛門といい、出雲様屋敷の近くに住んでいた者でこの度は罪には問われず、平岩久兵衛のところに手代の空きがあったので、指図により手代となる。
近頃、駿河町通、藤塚町と杉之町の間にある南側の町屋1軒が戸を縛る。
菓子屋の太郎左衛門という者で、その借家を1日に出かけて永らく帰ってこず、町代へも届けなかったと云々。
大公の下屋敷北の田の中の森(六社か)で首をくくって死んでいた。
女房が出かけてこれを見て、町代へ届け、町奉行へ届ける。
家主がいつも届けさせないのでこのようになる。
今月から熱田の修理が始まる。
作事奉行横井小太夫が見廻る。
近頃、材木を取りに来た日用が材木を取ろうとして動けなくなると。
伯父の喪中を隠していたと。